『アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う』 [SF・FT]
シリーズ第2弾。
コナル・マコン卿の妻となったアレクシア女史。
人狼や吸血鬼が死すべき人間に戻り、幽霊が消滅する現象が発生。原因は一体? コナルはスコットランドに向かい、アレクシア女史もまた、飛行船でスコットランドに向かう。
てな感じで、アレクシア女史は、結婚しても相変わらずの活躍です。
ハーレクイン的なテイストも相変わらず。現代的なファンタジーです。
さて、第3弾も読むスタンバイしないと・・・
★★★★

アレクシア女史、欧羅巴(ヨーロッパ)で騎士団と遭う (英国パラソル奇譚)
- 作者: ゲイル・キャリガー
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/12/07
- メディア: 文庫
【関連記事】
『アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』
『リリエンタールの末裔』 [SF・FT]
ちらりと見た感じ、大原まり子に似ているのかな、と思い、手に取りました。
収録作は表題作「リリエンタールの末裔」のほか、「マグネフィオ」「ナイト・ブルーの記録」「幻のクロノメーター」の計4作。それぞれに独立した短編。他の長編と世界を共有する作品も含んでいるとのことだが、私は未読。
雰囲気は、当初の感じ通り、初期の大原まり子に似たところもあるが、それに加えて、梶尾真治のようなテイストもあるように思った。「幻のクロノメーター」は、特にそんな匂いがする。
SF以外も書いているようなので、それについてはみてみないと、というところだが、SFについては他の作品も読んでみたい作家。
★★★★
『アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』 [SF・FT]
ハヤカワFTは久しぶりに読みました。最近、ラノベ中心で・・・
で、読んで思ったんですが、訳文のためかもしれませんが、ライトノベルとハーレクインのテイストが入ったファンタジーですね。
19世紀のイギリスを舞台に、人類と人外が共存する世界を描いています。
主人公は、変わり者のオールドミス、アレクシア・タラボッティ嬢。彼女には<魂なき者(ソウルレス)>という特殊な能力というか性質があり人外から要注意人物扱いされているが、あるパーティの会場邸の図書室で吸血鬼に襲われ、返り討ちにしてしまう。
異界管理局の取調べを受ける彼女だが、事態は意外な展開を見せ・・・
ある意味、非常に「現代的」なファンタジーかもしれません。
続編、その次も邦訳が出ていますので、順次読みたいと思っています。(積読・・・)
★★★★

アレクシア女史、欧羅巴(ヨーロッパ)で騎士団と遭う (英国パラソル奇譚)
- 作者: ゲイル・キャリガー
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/12/07
- メディア: 文庫
『異星人の郷 上・下』 [SF・FT]
友人の勧めで読んだSF。発売時から気にはなっていたが、友人の勧めに背中を押された。
中世の中央ヨーロッパに不時着した異星人の船。異星人という概念さえない地球人と、地球人の思考が理解できず、形而上の思考と実在の文物の話の区別を誤解する異星人。単に文化のギャップを描くだけでなく、中世の人々の思考様式を描くことにより、現代人と中世の人のギャップをも描き出している。
そして、コミュニケーションギャップによりわずかな望みをつなぎつつも病に倒れ、帰郷の望みも薄れていく異星人。最後にはわずかな可能性にかけることになる。
話のつなぎに未来の科学者のエピソードが出てくるが、これは私にはどうにも余計な気がした。
入れるなら、もう少しうまく入れて欲しかったなあ。
★★★★
『ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選』 [SF・FT]

『ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選』 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
- 作者: テッド・チャン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: 文庫
いやあ、なんかまっとうなSFを久しぶりに読んだ気がするなあ。
という個人的なつぶやきはおいといて。
SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー、ということだそうです。
時間SFの短編から選りすぐりの13編を集めた1冊です。
テッド・チャン、クリストファー・プリースト、イアン・ワトスン、ボブ・ショウ、エフィンジャー、シルヴァーバーグ、スタージョン、ソムトウ・スチャリトクル。名前を聞くだけでも期待膨らむ短編がずらり。表題作「ここがウィネトカならきみはジュディ」や「しばし天の祝福より遠ざかり・・・・・・」「去りにし日々の光」「商人と錬金術師の門」といったタイトルもなかなか。中には「昨日は月曜日だった」(シオドア・スタージョン)のような人をくった作品もあって、楽しめます。
★★★★
『スワロウテイル人工少女販売処』 [SF・FT]
なんか久々にハヤカワ文庫を読んだ気がする。
男女が別々に暮らさざるを得ない「自治区」、そこで人々は人工妖精とともに暮らしている。
人工妖精の一体、揚羽の、死んだ人工妖精の心を読む力を使い、連続殺人犯「アンブレラ」を追う男。
被害者の奇妙な共通点、そして、何度も死にながら、連続殺人を犯す犯人。事件の真相は。
自分の性にあった、今風のSFに久しぶりにであった感じがします。昔、大原まり子を読んだときのような感触。たとえば、『一人で歩いていった猫』のような。
気に入ったので、同じ作者の作品を探してみたら、電撃文庫でした。今はそうなのね。
★★★★













